そんなわけで、校正をやっていたら単に文字の直しじゃなくて、いろいろ考え直す必要もでてきたりして、結果的にもたもたと時間がかかり、依頼されていたライナーを落としてしまう。というか、正確にはコイツに頼んでももう駄目だと判断されて他のライターさんに振られてしまったようだ。まったくもって非はこちらにあり、弁解の余地もないのだが、電話口でのやりとりについ感情的にもなり余計に厭わしい気分になり落ち込む。他にも心配事を抱え、机の上はぐちゃぐちゃだし、打合せはすっぱらかしそうになるし、何故ここまで追い込まれているのか自分でもよく分からなくなっているが、中原くんが突然送りつけてきたInto Infinity用の絵を見て心底気が抜け、ジムから来た辿々しくも正しくあろうとする日本語のメールを読み筋肉が弛む。
『The Visitor』はほんとうに素晴らしいアルバムで、こればかり聴いている。
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